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河野義行さんの講演会と映画「沈まぬ太陽」[セミナー等]
今週は、大いに感銘を受けたことが2つありました。その2つに共通点があったことも発見でした。
1つは、葛飾区主催の人権週間記念講演会として、松本サリン事件被害者の河野義行さんの "疑惑は晴れようとも" という題での90分に渡るお話でした。
私も、事件直後のマスコミ報道で、"容疑者は会社員"を、スッカリ信じた一人でしたが、いかに作り上げられたものだったのか謎が解けました。警察を相手に決して怯まず信念を貫き通した河野さんを支えたものは、奥さんの存在だったことが初めて分かりました。サリンの猛毒で神経が完全に麻痺し、しゃべることも動くことも出来なくなってしまった訳ですが、生きていてくれることで、自分も頑張れたと仰ってました。
そしてもう1つは、映画「沈まぬ太陽」です。架空の団体となっていますが、JALであることは明らかで、腐敗した企業の体質と、強欲な政治家の絡みが提言されていました。
左遷や不当な扱いで巨大組織に翻弄された主人公が、決して屈せず闘えたのは、何度もバラバラに成りかけても、支えてくれた家族があったからこそ!
そうなんです。やはり家族という最小単位の営みが、人を支えるということなんだと思います。どうでしょうか?!
2009年12月18日(金)
by hidamari-pan
at 08時49分