日だまり通信

ショートニングについて[パン知識]

「国産の小麦粉のパン作りテキスト(2006年11月発刊)」という本の中で、著者が"ショートニングやマーガリンは使いたくない材料の代表"と記述している箇所があり、とても気になりました。『本物を見抜く眼力をつけよう』というサブタイトルです。
以下抜粋。

"ショートニングは、植物性油脂に水素を添加して化学的につくった硬化油で、製造の際にトランス型脂肪酸という、天然には殆ど存在しない有害な脂肪酸が生成される。コレステロール値を上げたり、動脈硬化等を引き起こすとされ、アメリカではトランス型脂肪酸を制限し始めている"

この本では、国産小麦粉を取り上げており(9種類のブランドを比較)、天然酵母でのパン作りを推奨しているのですが、国産小麦でなければパンが作れない訳ではありませんし、輸入小麦も良い点があります。
酵母として、天然が全てではなく、家庭で手軽に手作りパンを楽しむには、インスタントドライイーストで十分だと私は思っています。

Sunny Spotでは油脂を「ケーキ用無塩マーガリン」をメインに、ショートニング・サラダ油・オリーブ油等 使い分けています。
ショートニングに関しては【トランスファットフリー】つまりトランス型脂肪酸を含まず、添加物・保存料未使用のものを使用しています。

作り方しか教わらないパン教室では、中々材料についてまでは説明はありません。
が、もっともっとパンについて極めていきたいなと思っています。

こだわれば、砂糖・塩・卵・・・・何にでも神経質になりそうですが、パン作りを楽しむことが一番!だとSunny Spot講師は考えます。

2011年11月04日(金)

by hidamari-pan

at 15時53分


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