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気を持つ事[つぶやき]
今年8月に90歳を迎える私の父。昨年12月に自宅で急に転倒を繰り
返すようになり、救急車騒動で、てんやわんやでした。
その後すっかり萎えてしまい、一日中寝てばかりで過ごすようになり、
一人では何も出来ない状態で、このまま寝たきりになってしまうのかな、
認知症になってしまうのかな...不安と憂鬱が押し寄せ、暗い気持ち
になりました。
年が明け、週に1回デイサービスに行くようになり、月2回掛かり付けの
医院の訪問診療を受けているのですが、変化が現れ始めました。
家の中で、器具を使って数千歩の歩行トレーニングを自分でやるようになり、
食事も取るようになり、新聞を読んだり、話もするようになって来ました。
いいことです!
今日診察を受けた時に、主治医の先生が、" だいぶ元気になったね。
その気持ちはどこから生まれているの?何が生き甲斐になっているの?"
と聞いていました。
すると父は、"家族の支えです。娘も一生懸命やってくれているし。" と、
嬉しそうに笑って言いました。
先生も、" そうか、有難い言葉ですね " と、仰っていました。
私も、びっくりです!
今迄そんな事、言ったこともないのに。
やっぱり、【気】 なんですね。もうダメだとか、どうせ と思ってしまったら、前
に進めないですよね。歳をとっても、幾つになっても、<自分で生きようと
する意志、健康でありたいという願望を、自分の中にしっかり作り上げる事>
が何より大事だと、父を見ていて感じます。
2016年02月26日(金)
by hidamari-pan
at 21時35分