- ホーム>>
- 日だまり通信
- 1
映画「栄光のランナー」[つぶやき]
第二次世界大戦前の、1936年に[ベルリンオリンピック] で、
4つの金メダルを獲得した伝説の陸上選手:ジェシー・
オーエンスの実話の映画を観て来ました。
人種差別と闘い、歴史的な記録を打ち立てたオーエンスの
激動の2年間を描いた作品です。
10万人の観客で埋め尽くされたスタジアムは、圧巻!
この時のオリンピックは、ユダヤ人を迫害し、人種差別を公にする
アドルフ・ヒトラー政権、ナチス党下による開催だった事から、
[ヒトラーのオリンピック] と、呼ばれたそうです。
オリンピックが好きではなかったヒトラーが、何故ドイツで開催したのか?
それは、ナチスドイツの国威発揚の為に利用出来ると考えたから。
つまり、オリンピックの政治利用だった訳です。
オーエンスが出場した米国では、オリンピック参加かボイコットか 世論が
分かれ、投票の結果、僅差で出場が決まった経緯が。
オリンピックはスポーツの祭典ではありますが、政治と切っても切り
離されず、常に裏では駆け引きが行われている事が分かります。
2016年09月07日(水)
by hidamari-pan
at 18時14分