日だまり通信

映画「ある町の高い煙突」[ほっと一息]

急に思い立って、「ある町の高い煙突」という映画を観て来ました。
IMG_20190724_154150.jpg
文豪・新田次郎の小説を映画化した本作は、後世に語り継がれるべき渾身の「真実のドラマ」。現在も稼働中の「日立鉱山の大煙突」、その歴史の裏に何があったのか? およそ100年前、茨城県日立市で環境破壊と戦った人々の姿を通し、歴史に隠された"思い"までも蘇らせた本作。私たちが生きる"いま"を作った彼らの功績を、伝えたい──。というストーリーです。

明治から大正の始め、政府が打ち出した富国強兵政策として銅が生産される工程で、問題となったのが、"煙害"。昨年、"塩害" という言葉をさんざん聞きましたが、"煙害"は、知りませんでした。
利益優先を求める株主を相手に、それでは駄目なんだと、住民達を守るべき決断をしていく社長と交渉を任されたトップの尽力する姿勢に救われました。


2019年07月24日(水)

by hidamari-pan

at 19時22分


ページトップへ戻る